2016年11月10日

2016 楽器フェア

久しぶりに楽器フェアへ行ってみた。
11月4〜6日のウィークエンドで場所は東京ビッグサイトの西館。
本業では東館で出展する側が多いのだが、純粋に客としてビッグサイトへ行くのは初めて。

高校生までの学生は無料だが、社会人はバッチリ1500円の入場料を取られる。
自分が普段参加している展示会は基本的に無料、出展料は全額出展企業負担。
なんともケチくさい感じがする。

西館は初めて入ったのだが、正直な第一印象は「小さい」。
その西館のホール1とホール2が楽器フェアの会場。ニッチな業界なんだなぁ、と改めて思い知らされる。それでも、以前のパシフィコ横浜の会場よりはマシか?

以前楽器業界で働いていたことがあって、その時の知り合いでもいるんじゃないかとウロウロしてみたが見当たらず。まぁ、お互いにオッサン化しているので、わからなかっただけかも知れないが・・・

全体を見て感じたのは、電子楽器自体のコンパクト化。
そこまで小さくしなくても・・・と正直思う。だが、バブル期を経験した私から見れば、価格は驚くほど安い。シンセ一台にウン十万出してた時代とは一桁違う。
あと、かつての名機の焼き直しが目についた。TR909とかDX7とか、ソフトシンセで充分なのに、コンパクトにまとめたやつを展示してた。(すでに発売されている製品だが、楽器フェアは2年に1回だから、フェアでは初展示か?)

あと、目立っていたのは、電子ドラムの展示。
やたらと多かった気がする。
日本の住宅事情では、生ドラムを普段から演奏するのは難しい。
現在の電子ドラムは単なるセンサースイッチではなくて、かなり細かい演奏表現能力を持っている、とデモンストレーションしていたが、個人的には、あのゴムパッドを叩く感触が既に苦手だ。ドラムロールとかダブルストロークを一生懸命して修得するよりも、打ち込みで充分じゃん、というのが私の感想。あるいは、予算が許すならば、ちゃんとしたプロのドラマーにお願いすれば良いだけのこと。
そうは言っても、電子ドラムの展示がものすごく多かった事実は覚えておきたい。日本にはニーズがあると踏んでいるのだろう。

印象に残ったのはKORGの展示。
ブースを全部壁で囲って、中で何をやってるかわからないようにしていた。
「一見さんお断り」的というか、興味の無い人は入ってこなくていいから、みたいな。
楽器市場にかつての勢いが無いのに、そういう閉鎖的な展示するとか何考えてるんだろ。
Korg製品は好きなだけに残念な展示だった。

各ブースでは、デモ演奏がやられているんだけど、音がもう混ぜこぜになってカオスだった。音量の制限とかあるから仕方ないんだろうけど、これだけ音響技術進んでいるんだから、音のエアカーテンとか、趙指向性スピーカーとか、そういう音の交通整理をする環境があってもいいじゃないかと。

バブル時代を語るウザイオヤジだと自覚はあるが、あの時代の勢いを見てきただけに、何か楽器フェアの閉塞感を強く感じた。「ウワー、スゲー」みたいな展示無かったし。
電子楽器を使ってDTMとか始めようという初心者が見ても、「わかんない奴は来るな」的な仲間内だけ良ければいい、みたいな排他性を感じる。
どうしたら楽器人口をもっと増やせるのか?そういった視点で楽器フェアの展示にも反映されるべきなのでは?と思ったりした。
イヤ、ホント、来場者オッサンばっかりだったし・・・

posted by 花花牌子 at 15:10 | 大連 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大連