2005年07月06日

殺毒軟件 和 網路安全軟件

使用電脳が愛好の我としては、中国語の電脳用語とゆーのは非常に新鮮に見える。
(中国単語ちりばめるぐらいなら全部中文で書けよ、とゆーツッコミは却下)

来日している友人の親戚の小姐の電脳の調子が悪いので、調べてみたらウイルスに感染していた。

私「これ、ウイルスに感染してるねぇ」
小姐「毒ですか?」

ん?毒?

おー、それそれ。
「ウイルス」が中国語では「毒(ドゥ〜ウ)」と言うのを知った瞬間だった。

ウイルスは、私が学生時代の頃ならば違法コピーソフトを通じて感染するものだった。
入手経路が怪しいソフトをコピーしようものなら「ウイルスに感染するぞ!」と脅されたものだ。
現在、ウイルスはインターネット(網路:ワンルー)を通じて感染する。
ウイルスに感染するとアプリケーション(応用軟件:インヨンルアンジエン)が正常動作しなくなる。ひどいときにはファイル(文件:ウェンジエン)を全部消されたりする。

ウイルス以外にインターネットを利用していて恐いのが「ハッカー(黒客:フイクー)」だ。
そう言えば、映画「マトリックス」の中国語題名は「黒客帝国」だったなぁ。
実に判りやすい題名だ。
ハッカーは電脳のセキュリティホール(安全漏洞:アンチュエンロウドン)を狙って侵入してくる。
電脳に記録されている個人情報(住所、氏名、年齢、職業、信用カード情報など)を読み出されたり、大事なファイルを消されたり、ウイルスに感染させられたりすることもある。

更に最近ではスパイウェア(*中国語不明*)が深刻な問題となっている。
ウイルスのようにファイルを消したりはしないが、いつも特定のホームページ(網頁:ワンイエ)が表示されたり、次から次へと窓が開いてポルノ(黄色:ホアンスー)のホームページが表示される、といった嬉しい、もとい、困った状況になってしまうことがある。
スパイウェアは通常のウイルスワクチンソフト(殺毒軟件)では駆除できないため有問題である。
そのためスパイウェア専用の駆除ソフトが存在する。

ウイルス駆除ソフトの日本での人気No.1は「Symantec Norton Internet Security」だ。
極めて高いウイルス駆除能力と低価格、初心者に優しい設計、でNo.1の地位を獲得した。
花花もかつてこのソフトを1日だけ使用したことがある。
しかし、すぐ削除してしまった。
その理由は、このソフトをインストールする(安装:アンジュワン)と電脳の応答速度が極めて遅くなってしまうためだ。
つまり「動作が重いソフト」なのである。
当時の花花の非力な電脳でこのソフトを常駐させておくと、電脳の処理能力の実に40%を占有してしまい、他のソフトを起動すると動作が超重たくて仕事どころじゃなくなったのだった。
最近の比較的高性能な電脳でも、このソフトをインストールすると、電脳の動きが重くなったのをはっきりと体感できる。
いくら高機能のソフトでも動作が重いのは有問題だ。

中国で一番人気と思われる殺毒軟件は「江民殺毒KV2005」だろう。
中国で最も高い駆除能力を持っており、新しい電脳を買うと、大抵最初から安装されている。
もし英文版があるのなら、安装して使ってみたい応用軟件の一つだ。

ところが、Nortonや江民よりも高い駆除能力を誇る殺毒軟件が存在する。
それがロシアが生んだ「Kaspersky Anti-Virus Personal」だ。

http://home.donews.com/donews/article/6/66694.html

上記頁の一番下を見てもらいたい。
10007件の毒文件を調べさせて、どれぐらいの数の毒を検出したか掲載されている。
卡巴斯基(カスペルスキー)は9963件で実に99.57%の検出率を誇っている。
江民殺毒も9769件(98.05%)とかなりの数字だ。
動作も極めて軽く、今こうして電脳を使っていても、まったく動作に違和感がない。
中国といい、ロシアといい、共産圏の国は優秀な科学者がいるなぁ。
高機能なものは美国的「力業(ちからわざ)」で作ることはできるけど、本当に高性能なものは天才的な発想がないと無理なのかも知れない。


黒客の侵入を防ぐにはファイアーウォール(防火壁軟件)が有効だ。
初心者向けの定番としてはZone Alermがお勧め。
免費版がある。
私が使っているのは「Kerio Personal Firewall 2.1.5」(免費版)だ。
設定が簡単で動作が軽くて比較的高性能なので使っている。
ファイアーウォールについては下記頁で詳しく解説されている。

Firewallと森で遊ぼう
http://eazyfox.homelinux.org/


スパイウェアの駆除ソフトの定番は「Ad-aware SE Personal」(免費版)で決まりだろう。
中国のホームページは観ただけで大量のスパイウェアに感染させられるので(笑)、Ad-awareは欠かせない。
「ゲッ!?こんなにも感染してたのか?」ってくらいスパイウェアがたくさん検出されるから。

スパイウェアの感染防止軟件としては「Spyware Blaster」というものがある。
これはあくまでも防止するだけで、すでに感染してしまったものは取り除けない。
取り除くにはAd-awareを使わないとね。


ウイルス駆除、ファイアーウォール、スパイウェア駆除を一緒にやってのける軟件がある。
「Norton Internet Security」がそれに該当するがいかんせん動作が重い。
実はウイルス駆除で極めて高性能な結果を示したカスペルスキーから来年までに総合セキュリティソフトが出てくる予定だ。
現在「Kaspersky Internet Security 2006 Beta」という応用軟件が中国で出回っている。
これが完成すれば、Nortonに対して強力な競合軟件となるだろう。


今回はちと電脳一色な話でした。
ウイルスなんかは比較的認知度が高いので皆さん自衛されてるでしょうが、ファイアーウォールやスパイウェアの対策などは、ある程度電脳に精通してる人ぐらいしか使用してないかも。
「最近パソコンの動作が重くなったなー」と思う人はスパイウェアの駆除はやっといたほうがいいですよ。
スパイウェア除去したら、パソコンの動きが劇的に速くなった、なんて話はよく聞きますから。
posted by 花花牌子 at 01:05 | Comment(2) | TrackBack(1) | 大連
この記事へのコメント
「江民殺毒軟件」という文字の並びを最初に見た時、無意識に「江○民毒殺事件」と読んでしまい、この国でもそんな過激なゲーム(?)ソフトが許されるようになったのか!?としばらく一人で勘違いしていました。そこまでのジョークはまだこの国では無理でしょうね(^^;
Posted by jinmailang at 2005年07月06日 23:10
実は私もそれ思いました。
微妙なネーミングですよね。
Posted by 花花牌子 at 2005年07月08日 01:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/4865343
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック

Norton Internet Security
Excerpt: 定番ですが自分のPCを守ってくれているセキュリティソフトを紹介します!!  Norton Internet Security こいつの特徴は… 1.Norton AntiVi..
Weblog: 社会人1年目の日記
Tracked: 2005-09-10 00:46